どうも、chibakyoです。
今朝Twitterを見ていたらありえない投稿を見つけてしまいました。
僕の出身大学(秋田大学)ではれ毎年4月頭に「ダチエル」という新入生歓迎会を大学主催で開催されいて、毎年新入生の7~8割が参加するという大規模イベントです。
しかし今年は新型コロナウイルスの影響で中止になってしまいました。
そこで学生有志が代替のイベントとして今回の歓迎会を企画した、ということのようです。
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大学側の意図を理解して
確かに毎年恒例のイベントなので中止になってしまて残念な気持ちは理解できます。実際僕も参加したことがあって楽しさはわかっているからこそ新入生は不憫だなぁと同情します。
だが、ちょっと待ってほしい。(某新聞風)
この企画者はなぜダチエルが中止になったのか、ご存じではないのでしょうか。
コロナの収束の兆しが無く入学式は中止、新学期も4月20日予定で、それ以前の課外活動も自粛要請が大学側から出ていると聞きます。
そんな状況下で開催を企画するのは大学側の趣旨を理解していないからなのでしょうか。はたまた自分たちは大丈夫だという慢心なのでしょうか。
例え最大20人の小規模イベントだったとしても、もし参加者に感染者がいれば十分なパンデミックになりえるのです。
協力者も考え直して
ツイートの通り、この企画にはあきた総研という会社が協力しています。
あなた方は社会人のはずです。なぜこの状況下で開催を企画する学生にストップをかけなかったのでしょうか。
御社は秋田の学生のために働いてくれていることは知っています。
だからこそ本当に学生の為を思うなら賛同や協力はして欲しくなかったです。
パンデミックの片棒を担ぐような真似は決してCSRの観点からも逸脱していると思いますよ。
友達ができるかなんて結局自分次第
今回企画されているイベントは友達作りとのことでそこにもツッコミたいと思います。
今回のイベントは新入生側の参加者が10人程度と、従来の7~80分の一という大変な小規模イベントのようですが、そんなこじんまりとした空間で開催する意味が見いだせないのです。
確かにダチエル自体は参加した身からしても十分楽しかったのですが、そこで交流した新入生とどれだけ親交が続くのかということもあります。
ダチエルは午前中は全学部シャッフルして、午後は同じ学科で10人程度のグループを作るのですが、現状午前の部で一緒になった人と卒業まで交流があった人はいません。
他の人は知りませんが、大半はイベント以降疎遠になってしまうと思います。
一時だけの友達作りのためにコロナ感染のリスクを背負うのはナンセンスだと思うのです。
まとめ:悪気はなかったんだろうけど
企画をした学生さんもそこまで深刻に考えていなかったんだと思います。
自分が新入生で参加したイベントが楽しかった。だから中止になるのは不憫だ。
きっとその思いで企画したのでしょう。
気持ちはわかります。
でも今はそういう時期ではないという配慮が足りませんでした。
一応大人なのだから。
また投稿者はある程度国際的な素養が求められる学部なので、その時に視線を世界に向けていなかったのも残念です。
Twitterで検索するとまあまあ批判コメントが多いです。
世間の認識と乖離してしまっていましたね。
ただ、まだ間に合います。今すぐに中止という決断をするべきです。
そしてあなたはまだ若い。
今回のことは反省しつつ、この経験を糧に日々過ごしていって欲しいと思います。
大学のOBからでした。
(尚、後輩とありますが、面識はありません)