どうも、chibakyoです。
昨日の2月1日にフリーランス国際協力師・原貫太さんの講演会が大阪で開催されたので参加してきました。
今回の講演会のテーマは『Peace 〜国際協力を続けるために〜』です。
国際協力活動をしている学生が卒業後にそういった活動から離れてしまう人が多いので、どうやったら続けていけるのか?というのが主題ですが、他にも色々なお話も聞くことができました。
参加したきっかけ
僕は以前から国際協力に関心を持っていて、それに関する情報を集めている際にフリーランス国際協力師・原貫太さんという方の存在を昨年秋に知りました。
それ以降、僕は原さんが運営するブログやYouTube等での発信を見たりFacebook上のオンラインサロンに参加したりするなど、原さんの活動に触れながら国際協力やブログについての知識を勉強させて頂いてました。
そんなある日、Facebookを眺めていたら、2月1日に原さんの講演会が大阪で行われるという告知が流れてきたのを発見します。
姫路在住の僕はその時ちょうど会社を休職していて時間があったのと、「ぜひ原さん本人に会って学んでみたい!」という思いから参加を即決しました。
(3,000円と比較的手ごろな価格も決め手でした)
ちなみに、僕が会場で初めて原さんを見た時「YouTubeの人が目の前にいる!」とちょっと感動しました。
人間誰しも画面の向こうにいる人に会えると嬉しくなるものです。
原貫太さんを詳しく知らない方はブログとYouTubeチャンネルをぜひ見てみてください。
ブログ▶︎ https://www.kantahara.com/
YouTube▶︎ https://www.youtube.com/channel/UCLubQ17jEPLmYmfQ0KW7dGA
講演会で学んだこと
今回の講演会で学んだ中で4つのトピックをピックアップして自分なりに仮説を立てたり考察したりしてみました。
そもそもフリーランス国際協力師とは?
これは原さんのブログやYouTubeを見ればある程度分かります、と言ってしまえばちょっと強引なので簡単にまとめると
「特定の組織に所属せず、個人でプロとして国際協力を行う人」
のことで、原さんの造語です。
働き方としては、インターネットや事業で情報発信をしながら収入を得つつ草の根の現地支援を行なっている、新しいタイプの国際協力の関わり方です。
今までは新卒で草の根の国際協力をするためには、
この2つが一般的でしたが、ハードルが高くて国際協力を諦め別の道に進む学生も多いとのこと。
しかし第3の手段のとして
③フリーランスで活動する
というのがあります。
今の原さんはまさにそれで、フリーランス国際協力師という働き方も一般的になれば、今まで就職を機にやむなく国際協力から離れた人にも続ける機会が生まれる可能性を秘めています。
国際協力は日本でも出来る!
みなさんは国際協力というとどういったことを想像するでしょうか?
難民キャンプでの支援や貧しい地域に出向いた援助といった草の根の支援でしょうか。
或いは国連やJICA、NGO職員として働くことでしょうか。
これらも立派な国際協力ですが、何も現地で活動したり国際協力の組織に属したり、特別なことをするだけが全てではありません。
例えば国際協力の活動をしているNGOに寄付をしたり、現地で活動をする人が発信する情報をSNSでシェアしたりすることで世界の問題への関心を深めたり周囲に啓発したりすることは出来ます。
日本国内における国際協力の認識や意識を上げていくことも、広い意味で国際協力の一環と言えます。
また、そういったことは日本で別の仕事をしながらでも出来るので、誰でも気軽に関わることができます。
ですから現地での活動をしていた学生が卒業後に一見国際協力から離れることになったとしても、こういった活動で国際協力を続けることは可能ですし、就職はしてしまったけどこれから国際協力に関わってみたいと考える人も一考の余地はあるのかなと思いました。
多様なベーシックインカムの重要性
原さんはフリーランスとして働いていますが、その収入源は多岐に渡ります。
ブログ、Webライター、著書の出版、講演会、イベント、オンラインサロンの運営などなど… (これに近々YouTubeも加わる見通し)
フリーランスとして働く上では、こういった収入源を多様化させることでリスクヘッジを行うことが大切です。
もしひとつの収入源が途絶えたとしても他の方でカバーすることができるので、収入が安定してきます。
近年はインターネットを使った収入源の確保が容易になってきている時代です。ネット上に自分の分身を作ってそっちに稼いでもらうことができれば、他の活動をしながら安定的に収入を確保することができます。
特に草の根の国際協力のような活動そのものでの収益化が難しい事業をする人であれば、収入の安定は精神的余裕を与えてくれるので、のびのびと活動することができると思います。
情報発信の大切さ
これが僕にとって一番印象深かったことです。
例えば、いくら草の根の活動で成果を上げても、それを知って貰わなければそれで終わりになってしまいます。
もしその活動を発信して活動が認知されれば、日本国内でも「海外ではこんな活動をしている人がいるんだ」と関心を集めることができます。
国際協力の道に進みたい人がその情報に触れることができれば、その人の進路の指針になりうるかもしれません。
そして情報発信をすることは収入源の確保にも繋がります。
先ほども言いましたが、今はインターネットを使った収入源が作れる時代。
ネットから収入を得ることができれば金銭的な困窮からの脱却を図れるだけなく、その収入を元手にさらに活動の幅を広げたり、質を高めたりすることができるでしょう。
しかし情報発信はただするだけでは意味がありません。
発信者に影響力が無いと受け手には響いてこないからです。
それを解決ために巨人の肩に乗る、と言われる方法を使うことが効果的です。
GoogleやYouTube、Twitterと言った利用者の多い媒体(=巨人)をフル活用することで、受け手が情報に触れる機会を増やし、発信者の影響力を高めることができます。
また、自分を軸にして発信することで発信者自身に興味を持ってもらい、「発信者が伝える情報」を欲しいと受け手に思ってもらえたらこっちのものです。
情報に発信者の付加価値が付くことで受け手によく響くものになり、情報の伝達力や収入を得る力がより強固になります。
そしてそれを達成させるには「継続」が大事。影響力なんてものは一朝一夕で得られるものでは無いので、なんでもいいのでコツコツと情報発信をする努力が大切です。
僕もここは頑張っています。
原さんとの交流
著書を買って即席サイン会!
講演会終了後、会場では原さんの著書『世界を無視しない大人になるために』も販売されていたので、僕も早速買わせていただきました!
僕以外にも多くの参加者が買っていました。
その後、購入者全員に対して原さんの即席サイン会(?)が行われ、僕もサインをいただきました!
(ちなみに僕の顔全体は本ブログ初公開)
飲み会で人生相談
講演会終了後、近くの居酒屋で一緒に飲みつつ、色々なお話をさせていただきました。
今の会社のことだったり、進路のことだったり、ブログのことだったり…
人生相談というか、お悩み相談というか、そう言った感じのお話で盛り上がることができました。
まとめ:行ってよかった。
今回のこのイベントは主に学生向けではありましたが、僕のような社会人でも今後の自分を考えたり国際協力について考えたりするいい機会になったと思います。(実際参加者の約半数は社会人でした)
学んだことをもう一度ザックリまとめると、
- 日本でも国際協力はできる。まずは知ること
- 草の根支援をするならフリーランスの道もある!
- 個人でやるなら収入源は持て!
- 情報発信ホンマ大事!
この講演会を通して自分の方針が固まった、というわけではありませんが、今後の自分の活動のヒントになるポイントがいくつかあったり、新しい発見があったりしたのでかなり参考になりました。
また、今回のイベントを主催してくれた原さんの学生パートナーの児玉さんや村田さん、参加してくれた原さんの彼女兼相方のしのさんからも貴重なお話を聞くことができました。
この場をお借りして原さんを含め4人の方には、貴重な体験をさせて頂いた御礼を申し上げます。
総じて言えば「ホンマ行って良かった」と思います。
来週は名古屋で同じような講演会があるということで、興味のある方は参加して損は無いと思うので、ぜひ参加して何かを吸収してほしいと思います。
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