どうも、chibakyoです。
2019年6月14日にプノンペンからシェムリアップまでバスで移動したので、その様子を紹介します。
チケットは前日に国際バスの降り場の近くのチケットセンターで購入済み。
値段は12US$でした。バスはAM8:30に出発です。
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バス乗り場に向かう
前日予約したときに、朝の7時半に宿までピックアップが来るからと言われていましたが、無事に来てくれてよかったです。
トゥクトゥクでバス乗り場に向かいます。
バス乗り場はこんな感じ。少し狭めの駐車場にバスやバンがひしめくように並んでいました。
バス乗り場には待合室のような小さな建物があります。
建物の外側には小さな仏像が飾られています。
さすが仏教国・カンボジアです。
待合室に入ってみました。
待合室というよりかはオシャレなカフェという印象。軽食や飲み物も注文できます。
そしてここはWi-Fiが完備されているので、待ち時間もネットに困ることはありません。少なくとも宿のWi-Fiよりもスムーズに接続できました!
いよいよ乗車!
出発の10分前にアナウンスがあり、バスに乗り込みます。
フロントガラスには「プノンペン⇔ホーチミン」と書かれていたので、念のため乗務員に確認したら、ちゃんとシェムリアップ行きでした。
座席は広くもなく狭くもなく。
エチケット袋も用意されていました。
バスは日本の中古車⁉
この車は絶対に車種はよくわからなかったのですが、日本の中古車だろ!と思われる痕跡がいくつかありました。おそらくいすゞだと思います。
バスの前方には「化粧室」の文字が。
バスの天井には日本でもお馴染みの降車ボタンとガッツリ日本語。
まさかこういうところで日本の中古車にお目に掛かれるとは思っていませんでしたが、こうして異国の地で日本の車が第二の人生を歩んでいる姿を見れるのは、日本人として嬉しいものです。
出発!
定刻の8時半にバスは出発。バスが出て早々のトヨタイヤの広告がデカデカと貼ってありました。
朝のプノンペンの風景。交通量はありましたが、ホーチミンほど殺伐とした感じでなかったです。
スズキの看板もありました。こうして日本の広告もちょくちょく見かけますが、個人的には中国の簡体字が多い印象があるのがカンボジア。
昨日眺めたトンレ・サップ川を渡ります。
お菓子と水が配られる
出発から程なくしてお菓子が配られました。
クッキーにチョコレートとミルククリームがサンドされた一品。
こちらは英語で書かれた方。
裏返すとクメール語?で書かれていました。
僕はクメール語はわからないので英語って大事なと思った瞬間。
箱の中にはこんな感じの銀の袋に入ったクッキーが5~6枚入っていました。
クッキーはこんな感じ。美味しかったです。
水も配られました。メコンエクスプレスのオリジナルパッケージです。
あんまり美味しかった覚えは無いです。
景色を眺めながらのんびりと過ごす
この道路は首都プノンペンとシェムリアップを結ぶ幹線道路だからなのでしょうか、道路はしっかりと作られていて、2〜3車線と道は広く、周囲の車もスピードをガンガン出してバスを追い越して行きます。
途中には小さな町のマーケットがあったり、
田園地帯が広がったりしていてなかなか楽しいものです。
途中で謎のオブジェが建っていました。鳩かなにかでしょうかね。
台座には「Indonesia Cambodia Friendship」と書かれていました。
インドネシアとの友好のオブジェのようです。
シェムリアップまでは約6時間の長旅。
僕はこんな感じで車窓からの眺めを楽しんでいました。
お昼休憩!
11時15分ころにバスはレストランに到着。ここでお昼休憩の様です。
外観は東南アジアっぽい雰囲気でいい感じ。
中に入ると人で溢れかえっていました。
相当繁盛しているようです。
外には他にも車が駐車してあったので、道の駅やパーキングエリアのような使われ方をしているのでしょう。
ちなみに、写真の奥にはトイレもあってかなり広々していますが、男女の入口は一緒なので間違って異性の方に入らないように気を付けましょう。
僕はチキンチャーハンみたいなのを選択。
美味しかったのですが、値段は5UD$とカンボジアの物価から考えるとかなり高級。
量的にも割高感はありました。
昼食を食べ終えてバスに戻ると、バスの中で映画?が上映されていました。
そもそも音声が無かったのですが、内容的にアメリカのコメディードラマっぽい雰囲気がありました。
ひとつ覚えているのが、男が試験の時にあの手この手でカンニングを試みようとする話。
後で調べたら割と有名なコメディアンだったらしいのですが、誰かは忘れてしまいました(笑)
シェムリアップに到着!
30分くらいの休憩時間を終えてバスは再び出発。
道路もシェムリアップに近づくにつれてだんだん混んできました。
シェムリアップの街に入ると、日産のお店がありました。
ゴーンさんはレバノンで元気にしているでしょうか、僕には知ったこっちゃないですがね(笑)
バスは大通りを外れて小道に入っていきます。
この辺りからだんだん田舎町っぽい雰囲気を醸し出し始めました。
14時半前にやっとバスターミナルに到着しました。6時間弱の長旅でしたが、ベトナムの鉄道移動や国際バス乗車のことを考えると比較的楽に移動できたと思います。もう時間の感覚を狂ってきてますね(笑)
バスターミナルは中心地からやや外れた場所にあり、ホテルまでは少し距離がありました。
こっちのバスターミナルではあるあるなのでしょうか、何台かのトゥクトゥクがバスから降りてきたお客に売り込んでいました。
僕も30℃以上の炎天下、ホテルまで何キロも歩きたくなかったので、乗ることにしました。大体100円くらい。
写真の彼にはシェムリアップで結構お世話になったのですが、それはまた今度に。
まとめ:プノンペン~シェムリアップ間ではメジャーなオススメ手段
首都のプノンペンと観光都市のシェムリアップの間にはいくつか交通手段があります。
飛行機は便数が少なく今のところ割高なので、時間に余裕がない限りあまりメジャーではありません。しかしいずれカンボジアでもLCCが浸透していけば、有力な手段になるポテンシャルはあると思います。
マニアックなところでいけば、トンレ・サップ川を上ってトンレ・サップ湖に行く船もあります。但しこれはバスよりも遅い上に料金もそんなに安くないので、「移動手段」には向かないと思いますが、船でのんびりとした旅ができるので僕もいずれは乗ってみたいと思っています。(ただしシェムリアップ側の船着き場から市内までは距離があります)
あとは一番メジャーなのが、今回利用したバスでの移動です。
いろんな会社が同路線を運行していて、小さなバンから高級なバスまで、朝から晩まで、多種多様な便があります。
今回乗ったメコンエクスプレスはお菓子などのサービスもあり、乗り心地も悪くなく、12ドルという格安の値段でシェムリアップに移動できるので個人的にはかなりお勧めします。
僕はメコンエクスプレスのチケット売り場で予約をしましたが、メコンエクスプレスにはホームページもあるので、そこから予約することも可能です。
みなさんも是非利用してみてはいかがでしょうか。
さて、これからシェムリアップを満喫してきます!