どうも、chibakyoです。
やらかしてしまいました。
ホーチミンに着いて早々ボッタクリに遭ってしまいました…
ボッタクリに遭ったきっかけ
駅に着いてからしていたことはこちらを参照して欲しいのですが、道を歩いていると突然バイクに乗った背の低い萎びたおじさんから日本語で声をかけられました。
「日本人? どこ行くの?」
ホテルの時間まで散歩してると答えると、
「ホテルの時間までまだあるし俺が案内するよ。1時間1,000円。」
と如何にも怪しいセリフ。
「大丈夫、ボッタクリじゃないよ、これを見てみ」
と手帳のようなものを見せるおじさん。
中には日本人の旅人の手記みたいなものが。おじさんはヤンさんと言う人で、中には『ヤンさんのおかげでホーチミン旅行が楽しくなりました!』とか『ヤンさん最初は怪しいと思っていたけど全然そんなことなかった!』とかいろんな日本人が書いているようでした。
そこで彼を信用してしまった僕はバイクに乗ってしまったのでした…
最初は普通の観光案内だった
まず初めに連れて行ってもらったのが戦争証跡博物館。
早速入場料は別払いだったので内心「は?」とは思いましたが。
屋外ではベトナム戦争を始め戦争で実際に使われた戦車や戦闘機、ヘリコプターなどが展示されていました。米軍機もありました。
この写真の左下に写ってる白いシャツの人がヤンさん。
ヤンさんは元軍人で、かつてはポルポトを倒しにカンボジアに派遣されたこともあるんだとか。
これも写真左下のおじさんね。
この後はしばらく館内を見学していました。(ここから写真が続くので飛ばしてもらっれ構いません)
▲教科書にも掲載された有名な写真もあります。
日本でも話題になったベクちゃんドクちゃんの写真。
貴重は資料とかもいい勉強にはなりましたが。
40〜50分中を見学してから博物館を後にしました。
次はバイクで街ブラ
次はバイクでホーチミンを街を周遊するツアーっぽいのをやりました。
サイゴン中央郵便局。
路上で散髪。
あとはバイクで風を切りながらホーチミンの街並みを楽しんでいました。
オプションのメシに引っかかった
ツーリングも終盤に差し掛かったころ、
「お昼食べる?」と聞いてきたヤンさん。
ここでやめておけばよかったのに、彼を完全に信用しきっていた僕は「何があるの?」と応じてしまいました。
結局カエルを食べることに落ち着いて、店に向かいます。
路地から少し入ったところにあるお店にバイクを走らせ、中に入ります。
いかにも地元のお店、って感じの店。
飲み物はコーラを注文。
ヤンさんはビールを注文。ベトナムでは飲酒運転はOKとのこと(本当かよ)。
出てきた料理はカエルの唐揚げと春巻き。
普通に美味しかったです。
食後、お金を払おうと所定の金額を出すと、
「足りないよ」
え?
「1000円は、案内のお金。ご飯は別!燃料代入れて300万ドン(1.5万円)ね!」
は?
聞いてねーよ。金ねーし。
「言ったよ。ご飯行く、お前、わかった、言う、だから、払う!」とすごい剣幕。
ここで逃げることも考えましたが、異国の地で変に逃げて何されるかわかんないし、警察にでも突き出されたら終わりだと思ってそこは思いとどまりました。
それでもしばらくゴネましたが、結局銀行でお金を下さされて1万5千円が一気に吹っ飛びました。
最後はヤツを思いっきりガンつけてホステルに向かいました。
まとめ:日本語で話しかける現地人を信用するな!
これが僕の体験したボッタクリ物語の顛末。
半年以上前の話ですが、書いてる途中でヤンさんへの怒りと引っかかった自分への不甲斐なさへの怒りで終始イライラしていました。こんなに楽しく書けなかった記事は初めてでした。
よく本やネットでもこんなこと書いてあると思います
「日本語で話しかける外国人には気を付けろ」
「日本語話す見知らぬヤツは大概ボッタクリ」
本当です。手口も何も。
最初は優しくフレンドリーに。分捕る時はオラつく。
まんまですよ。
中にはボッタクリに遭わずに楽しくツアーをしてもらえた人もいるかもしれませんが、僕は少なくとも彼の被害にあった1人です。
これは日本語で話しかける現地の人を信用してはいけないと知っておきながら信用してしまった僕の落ち度ではありますが。
これが僕がベトナムでなけなしの1万5千円を失って得られた教訓です。
「日本語で話しかける外国人を信用するな」
これに尽きます。それでもいい授業料になったんじゃないかな…
みなさんも海外旅行の際はぜひ気をつけてください。ツアーを組むなら信用できる人や会社を選びましょう。